

自分の口臭ってどうなのかな。口臭って何が原因なんだろう。口臭対策をしたいけど何をすればいいかわからない。
本記事では、こんなお悩みを解決します。
✔ 本記事の内容
・口臭の2大原因
・口臭の原因別対策
前半では、口臭が他人へ与える悪影響と口臭の2大原因について紹介します。
後半では、口臭の原因別の対策をご紹介します。
他人が感じる不快なにおいはスメルスハラスメントと呼ばれ、セクハラやパワハラと並んでスメハラという言葉が使われています。
そのスメハラの代表格が口臭。自分では分かりにくいので、「いま口臭におうかな?」と心配になる人は多いですよね。
口臭は他人を不快にさせる嫌なにおいです。口臭のような目に見えないものに気を配れることも、ワンランク上のオトナとしては必要なこと。
原因を把握して適切な対策を取るなど、十分なケアをしていきましょう。
■口臭が他人へ与える悪影響
とある有名メーカーの研究所による調査によると、日頃気になる他人の臭い第1位が口臭で、実に8割以上の人が他人の口臭が気になると回答しています。
そして約13%の人が、口臭が人間関係に影響した(避けたり付き合いをやめた)との回答もしています。
たしかに、口臭が臭い人と話すとなんとも言えない気持ちになったり、逆に自分の口臭は大丈夫だろうかと不安になったりしたことはないでしょうか。口臭は、少なからず人間関係にも影響を及ぼしていることがわかりました。
逆に口臭を改善することで悪い印象を与えることがなくなり、自分への自信にもつながります。
■口臭の原因
口臭の原因は大きく2つあります。
口臭の原因①:口の衛生環境
舌の汚れ、歯の汚れ、虫歯、歯周病など口の衛生環境が原因のものです。
こちらの原因への対策には、口の衛生環境を清潔に保つことが必要です。
口臭の原因②:内臓など体内環境
消化不良、肝機能低下、糖尿病など内臓の疾患が原因のものです。
こちらは不規則な食生活が大きな影響を与えていることが多く、それらを改善することが重要です。


■口臭の確認方法
自分の口臭が臭いかどうか、まずは確認してみましょう。
ビニール袋で確認
ビニール袋にハーッと息を吐いて、ふたをします。一回深呼吸をしてから、袋の中のにおいをかいでください。
少しでも臭いがあれば、口臭がする可能性があります。
舌のにおいを嗅ぐ
コットンパフで舌を拭き、そのにおいを嗅いでください。
そのにおいが強いと感じた場合は、口臭がする可能性ありです。
口臭チェッカーを使う
一番簡単で素早く口臭の有無を確認できるのが口臭チェッカー。機械に向かって息を吹きかけると、口臭の状態を判定してくれます。
こちらのタニタから発売されているブレスチェッカー、EB-100はタニタの家庭用ブレスチェッカーの中では最新モデル。性能に磨きがかかり、かつ消音なので使用シーンを選ばず使える点がおすすめです。
■口臭の対策方法
口臭の治療は、原因を特定し原因に合わせた対策をしていきましょう。
口の衛生環境
舌の汚れや、歯の汚れ、歯周病、乾燥などが原因となり口臭を発生させている可能性がある場合は、それぞれの原因に合わせた対策の必要があります。
舌の汚れ
舌の色は普通なら赤ですが、白っぽかったり、黄っぽかったりすると、舌が汚れているサインです。舌の汚れが原因の場合には舌の掃除をしましょう。
ブラッシングには、舌専用のブラシを使用してください。歯ブラシだと毛が硬く、デリケートな舌を気づ付け、逆に口臭を悪化させてしまう可能性があります。また、つい力を入れてブラッシングしがちですが、優しく丁寧に行ってください。
歯の汚れ、歯周病
歯ブラシを毎日することは一般常識かと思いますが、歯の汚れをしっかり落とすためには歯ブラシだけでは不十分だということはご存知でしょうか。歯ブラシだけで取り除ける歯と歯の隙間の歯垢は、60パーセント程度と言われています。歯のケア不足は歯周病の原因にもなります。
しかし、デンタルフロスを併用することで、80パーセント以上の歯垢を取り除くことが可能です。1日1回はデンタルフロスを併用して歯のケアを行うことを推奨します。
また、定期的に歯医者で検診を受けて、プロにチェックしてもらうようにしましょう。
デンタルフロスにはプラスチックの間にフロスが張ってあるホルダータイプのものと糸のみで自由に長さを調整できるロールタイプのものがります。ホルダータイプだと歯の間の隅々までケアすることが難しく、また一度擦った糸でほかの歯間もこするので衛生上もあまりよくありません。
なのでロールタイプを特におすすめします。
私が通っている歯医者さんから、おすすめされたデンタルフロスのリンクも貼っておきます。
実際に私も使用していますが、使い心地、機能、コスパすべてがいいです。
ドライマウス
ドライマウスとは唾液の量が減って口やのどが乾燥した状態のことです。口内の乾燥は口臭の原因となります。また、歯周病や虫歯などほかの病気を引き起こす原因にもなります。
ドライマウスは加齢のほか、食生活の乱れ・睡眠不足・ストレス・疲労・過労などが原因となることがあります。これらの原因を改善するほか、こまめな水分補給や、食事の際はしっかり噛むことを心がけることも対策の一つです。
また、マウスウォッシュの使用やガムを噛んで唾液を分泌させることも効果的です。
うがい薬として有名なイソジンにも口臭予防効果があるとしてイソジン公式HPにて紹介されています。
内臓など体内環境
規則正しい食事が非常に重要です。
食生活の改善
不規則な食生活は、体内環境に悪影響を与えて口臭の原因となります。
朝昼晩、1日3食しっかり食べましょう。栄養バランスにも気を付けましょう。偏った食品の過剰摂取は避け、なるべく多くの種類の食品を取りましょう。寝る直前に食事をすることも、胃に負担をかけるのでよくありません。寝る2時間前には食事は済ませましょう。
緑黄色野菜や海藻類、レモンやヨーグルトなどは口臭対策に効果があると言われています。これらの食品を積極的に取ることもおすすめです。
医薬品を使用
体内環境の改善策の一つとして、医薬品の使用も上げられます。
プラスαのケア
日々の対策にプラスして、エチケット用品の使用も効果的です。
外出先で人と話す前や気になる際に使用してください。
口臭対策して魅力的なオトナへ
今回は、口臭が他人へ与える悪影響と口臭の2大原因、そして口臭の原因別対策をご紹介してきました。
口臭には必ず原因があるもの。その原因に対して1つずつ対策していくことで、口臭は改善されるはずです。
できるところから始めて、口臭をなくしていきましょう!