
健康な肌を保つために、皆さんはどんなケアをされていますか?化粧水や保湿クリーム、パックなど肌の外側からケアをしっかりしている方はよく聞きますが、身体の内側からもケアをされている方は少ないのではないでしょうか。
健康な肌を保つためには、肌の外側からのケアだけでなく、内側からのケアも合わせた双方からのケアが非常に重要です。
にきびや肌荒れなど肌トラブルが起こったとき、肌の外側からのケアで鎮静させようとしても、なかなか症状が改善されないことはありませんか?肌トラブルは、化粧品では届かない身体の内側が原因であることも考えられ、その場合は外側のケアばかりしてもあまり効果がありません。そんなときは身体の内側からケアをしてあげることで、それらの症状が改善されることがあります。
そこで今回は、健康な肌に欠かせない美容に重要な栄養成分をご紹介します。その栄養素が含まれる食材も一緒にご紹介するので、毎日の食事でこの栄養素を効率的に摂取して、身体の内側からも健康な肌を作っていきましょう。
①ビタミンA:肌のターンオーバーを促進してしみ・シワを改善
ビタミンAは、皮膚や粘膜を健康に保つために必要不可欠な栄養成分です。
肌のターンオーバーを促進し、古くなった角質や毛穴の老廃物、シミを外へと押し出し、新しい肌への生まれ変わりを促すことで、なめらかでキメ細かいお肌をつくります。
また、コラーゲンの生成を促進することによって、しわやたるみの解消にも効果的。
肌のしみやシワが気になる方には特におすすめです。
ビタミンAを多く含む食材
ほうれん草、ニンジン、レバー、うなぎ、牛乳、卵黄
②ビタミンC:コラーゲンの生成を促進&しみ・そばかすを抑制
しみ、そばかすの原因となるメラニン色素の生成をおさえる働きがあると言われているビタミンC。
肌に潤いや弾力を生むコラーゲンの生成にも必要な栄養素です。
肌のハリ、ツヤを保つためにはビタミンCと一緒にたんぱく質を合わせて取るとより効果的です。
健康を維持する目的であれば、成人男性で1日90mgの摂取が推奨(※厚生労働省より)されていますが、これはレモン5個分(1個のレモン果汁から取れるビタミンCは20mg)に相当する量です。
また、一度に大量に摂取しても吸収できないので、こまめに摂取することがポイントです。
ビタミンCを多く含む食材
パプリカ、レモン、グレープフルーツ、いちご
③ビタミンE:抗酸化作用によるアンチエイジング&血行促進
「抗酸化作用」や「免疫力を高める効果」があり、身体に様々な害を与える活性酸素から、身体を守り肌の老化を防ぐ効果があります。
活性酸素は殺菌作用が強く、体内に入り込んだ細菌を駆除してくれますが、その力が非常に強く、量が増えすぎると逆に細胞にダメージを与えてしまいます。このダメージにより引き起こされる肌のシワやたるみ・肥満などの予防にビタミンEが効果を発揮します。
また、毛細血管の血流を良くし、酸素や栄養素を全身のすみずみまで行き渡らせる、血行促進作用もあります。
ビタミンEを多く含む食材
アボカド、アーモンド、オリーブオイル、ウナギ
④たんぱく質:肌・髪のハリツヤ&代謝アップ
たんぱく質は、体内のあらゆる細胞を作り、健康な肌をキープするためのとても大切な栄養成分です。たんぱく質をしっかり摂ることで、肌や髪のツヤがアップ、筋肉量が増え、さらに代謝も上がり太りにくくなります。
皮膚の材料であるコラーゲンの生成にも欠かせない栄養成分なので、たんぱく質はお肌のハリやシワ防止にも効果的です。
たんぱく質を多く含む食材
生ハム、鶏肉、納豆、豆腐、豆乳、
食事で摂取しにくい場合は
食事からこれらの栄養成分を摂取すると吸収されやすく身体にも良いので、極力栄養バランスのとれた食事を心がけてみてください。しかし、忙しい現代人だと食事から理想的な栄養成分を取るのはなかなか難しいのも現実です。また、理想的な量のビタミンCを食事から摂取するなどほぼ無理難題のものもあります。
そんなときはサプリメントで補うことも一つの手段です。
近年の健康志向に合わせ、さまざまな会社からサプリメントが発売されています。
ビタミンAにおすすめ
ビタミンCにおすすめ
ビタミンEにおすすめ
複数のビタミンを摂取できるマルチビタミン
たんぱく質におすすめ
なお、サプリメントはあくまでも食事からは摂取できない栄養成分のサポートという位置づけにおいて、サプリメントに頼りすぎずに栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。
まとめ

健康な肌には、肌の外側からケアのほか、身体の内側からのケアも非常に重要です。
今回ご紹介した栄養成分は、身近な食材ばかりです。家で料理をしない人は、外食時にすこし意識しながらメニューを選ぶことで、健康な肌へ近づくきっかけになります。
健康な肌を手に入れて、魅力的な男性を目指しましょう。