入浴後や洗顔後に肌がつっぱる人は乾燥肌の可能性が高いです。
乾燥肌とは肌の水分や皮脂が不足して潤いがない状態の肌のこと。適切なケアをしないと、肌表面がカサカサに乾いて白い粉を吹いたり、強い赤みがでたり、ニキビができたりと、肌荒れの原因になってしまいます。
化粧水やクリームなどで保湿することも大事ですが、洗顔の段階から乾燥肌に合った洗顔料を選ぶことも重要です。
洗顔料には洗浄力の強いもの、保湿成分が入っているものや炎症鎮静効果のあるものなどさまざまな種類があります。乾燥肌の人が洗浄力の強い洗顔料をつかってしまうと、必要な潤いまで洗い流されてしまい、さらなる乾燥の原因になってしまいます。かといって洗顔をしなければ不要な皮脂や汗が洗い流されず、こちらも肌荒れの原因に。
乾燥肌の人は、必要最低限の皮脂や汗を洗い流せる洗浄力、かつ潤いをキープできるような洗顔料を使用することが重要です。
また、乾燥肌の人は肌がデリケートで敏感になっていることもあるので、刺激が少なく肌に優しい洗顔料であるかどうかも選定の際には重要です。
選ぶ際のポイントをまとめると、
・保湿成分配合
・刺激になりそうな成分無配合
を軸にするといいです。
ただ、アミノ酸系の洗浄成分は他の洗浄成分と比較しても高価なため、アミノ酸系の洗顔料も通常の洗顔料と比較すると高めです。
しかし、ドラッグストアでも手に入る比較的手ごろなものもあります。
ということで今回は、ドラッグストアで手に入る洗顔料の中から上記の条件を満たすおすすめの洗顔料をご紹介します。
◆①ミノン メン フェイスウォッシュ
洗浄成分にはココイルアラニンNaやココイルメチルタウリンNaなどのアミノ酸系を使用しており、優しく必要な汚れのみを除去。
プロリンなどの保湿成分も配合されているので乾燥からも守ってくれます。
パラベンフリー・アルコールフリーなど気になる刺激成分もないので、乾燥肌向けの条件をしっかりクリアしています。
タイプ:泡
メーカー:第一三共ヘルスケア
成分:水、グリセリン、DPG、ラウリン酸PEG-80ソルビタン、ココイルアラニンNa、ココイルメチルタウリンNa、他
内容量:150ml
◆②キュレル 泡洗顔料
ラウロイルアスパラギン酸Na液というアミノ酸系の洗浄成分を使用しています。
また、グリセリンやマルチトールなどの保湿も成分。
アレルギーテストや乾燥性敏感肌の人のパッチテストも実施しており、低刺激性もある程度保障されています。
特徴は有効成分としてグリチルリチン酸2Kが配合されている点。抗炎症作用があり、肌荒れの鎮静にも効果が期待できます。
タイプ:泡
メーカー:花王
有効成分:グリチルリチン酸2K
特徴:弱酸性、無香料、無着色、アルコールフリー(エチルアルコール無添加)、アレルギーテスト済み、乾燥性敏感肌の方の協力によるパッチテスト済み
内容量:150ml
◆③カウブランド 無添加泡の洗顔料
110年の歴史があり今でも愛用者の多い石鹸メーカー。
洗浄成分はラウロイルメチルアラニンNaやココイルグルタミン酸Naなどアミノ酸系が中心です。
DPGやセラミドNGなどの高保湿成分が配合されているのも特徴。
また、パラベン・アルコールフリーでアレルギーテスト済みのため低刺激性もある程度保障されています。
タイプ:泡
メーカー:カウブランド
成分:水、DPG、PEG-400、ラウロイルメチルアラニンNa、ココイルグルタミン酸Na、他
内容量:200ml
◆自分の肌に合ったスキンケア商品を
今回紹介した洗顔料がすべての乾燥肌の人に合うわけではありません。
肌タイプはあくまでも自分に合ったスキンケア商品を選ぶための指標の一つ。今回の記事を参考にしていただき、ぜひ自分の肌に合ったスキンケア商品を見つけてください。